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酸化物結晶
Y2O3 酸化イットリウム・安定化ジルコニア |
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◇特長: ジルコニアは酸化ジルコニウム(ZrO2)のことを一般的にジルコニアと呼んでいます。 一般的な性質としてジルコニアは2700℃近い高融点の物質で、低熱伝導率、耐熱性、耐食性、高強度等、多くの機能を 有しています。しかし、ジルコニアは温度帯によって結晶の形(結晶系)が変わっていしまいます。この現象を相転移とよび、 相転移する温度を相転移点と呼びます。 純粋なジルコニアの場合、1000℃で単斜晶(ティッシュボックスのように全て長方形を組み合わせた箱形の結晶)から正方晶 (長方形と正方形を組み合わせた箱形の結晶)に相転移を起こします。このとき体積が大きく変わるため、ジルコニアセラミックスは 割れてしまいます。そこで多くのジルコニアセラミックスは混ぜ物をして温度を上げても相転移を起こさないようにしてあります。 一般的にはMgO(酸化マグネシウム)、CaO(酸化カルシウム)やY2O3(酸化イットリウム)等の希土類酸化物を混ぜます (これらを安定化材と呼びます)。これらの安定化材が結晶に十分な量溶け込むと、ジルコニアは液体になるまで転移を 起こすことがなくなります。これを「安定化」といい、CaOで安定化した物をCaO安定化ジルコニア、Y2O3で安定化した物を Y2O3で安定化ジルコニアと呼びます。 Y2O3…結晶中で安定化剤が動きにくいので「脱安定化」現象が起きにくいが、素材そのものが高く、安定化もしにくいので 高価な製品になります。 ◇応用: ジルコニア安定化材 |
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◇製品特性: |
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◇基本特性: |
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株式会社ネオトロン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||